令和元年12月13日(金)
高1希望者対象「四天王寺和らぎ苑」訪問見学を実施いたしました。
到着後、施設長 塩川先生に、四天王寺和らぎ苑の特徴等、お話して頂きました。
四天王寺和らぎ苑は、重度の知的障害と
重度の肢体不自由を併せ持つ重症心身障害児(者)の方々が
利用されている施設です。
また、医療法に基づく保険医療機関でもあり、
「医療と福祉」の両面を兼ね備えていることも大きな特徴です。
参加生徒の皆さんは、真剣な面持ちでお話を聞いていました。
続いて、施設見学です。
昨年の12月、塩川先生にキャリア講演をして頂き、
その講演を聞いて感銘を受けた生徒の中から、将来医療分野での活躍を
真剣に望んでいる生徒と福祉に関わる分野に関心深い生徒が
今回の訪問見学に参加いたしました。
施設見学中、参加生徒の皆さんは、自然に入所者の方と交流していました。
今回の訪問見学を通じて、四天王寺和らぎ苑は、医療福祉とも、
生活支援を中心に利用者の質の高い生活環境作りが整った施設で、
塩川先生筆頭に、職員の皆さんはとても暖かく入所者の皆に接しており、
参加生徒の皆さんにとって、とても充実した訪問見学となったことと思います。
最後に、塩川先生から「医師は患者だけでなく、
その向こうにいる家族の存在を考えてほしい…
そこに気付く医師になってください」という言葉を頂き、
心に響いたことと思います。
四天王寺和らぎ苑の皆様、ありがとうございました。